海老沢歯科医

前歯に金歯を入れるのが流行っている国

7月14日放送のテレビ東京「世界ナゼそこに?日本人SP」を見ました。
なんでそこに行ったの?という場所に住んでる日本人の話は、それぞれ様々ないきさつがあって面白かったです。

そんな中で「ミクロネシア」という国がありました。
戦争前数十年にわたり日本が統治していた国だったということを初めて知りました。
そこに住む日本人の方の話も面白かったのですが、わたしの職業柄、それ以上に興味深かったのは、ミクロネシアで「金歯」が流行っていて、「キンバ」と呼ばれていたことです。

 

Kinba1

 

Kinba3

 

美的感覚というのは、時代によって大きく変わりますし、国によっても全く違います。
この国では、前歯に金を入れてギラギラするのが「美しい」とか「ステータス」という感覚になっているのでしょうね。

 

Kinba2

 

この金歯は、「開面金冠」というものです。読めますか?「かいめんきんかん」。
昭和30~40年代あたりまでなら、日本でも比較的当たり前にされていた治療です。

約25年前、わたしが大学生の時には教科書に載っていて、作り方も知っています。
今でも教科書に載っているのかは不明です。東京で開業しているわたしは、めったに見ることもありません。

現在では、自然な白い歯を希望される方が普通です。
「前歯の金歯」は、今でも高齢者やすごく田舎に行くと希望される患者さんがいると聞きます。
歯に金が入っていることが裕福なイメージとなり、それを好ましく思う文化もまだあるのでしょう。
わたしは歯科医になって以来、まだ入れて欲しいとリクエストいただいたことはありません。

 

Kinba

 

ミクロネシアでは、現在そういう金歯がブームで、品薄なんですね(笑)。
面白いです。

 

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