こんにちは!衛生士のコジマです。
今回は、患者様がご自宅で新しいマウスピースに交換した時や、使っているマウスピースになにか不具合が生じた時に行う対処法をいくつかお伝えします。
例えば、、
マウスピースが割れてしまった、なくした
アタッチメント、ゴムをかけるボタンが外れた
次のマウスピースが入らない
マウスピースが唇に引っ掛かって痛い
その他にも色々な不具合がありました。
マウスピースが完全に割れた、なくした
その場合、ひとつ前のマウスピースをつけるか、次のマウスピースをつけてください
(例えば5枚目をなくしたら4枚目か6枚目をつける)
マウスピースをつけないでいると計画とは違う方向に歯が動いてしまうからです。そうすると、新しく1から作り直さないといけない可能性があります。
アタッチメント、ゴムをかけるボタンが外れた
歯の動きにとても重要な役割を果たす”アタッチメント”や、患者さんによってはゴムを引っ掛ける為の”ボタン”が治療期間中に外れる場合があります。
定期チェックの際に私たちも外れていないか確認していますが、どうしても見落とす場合があります。
外れてそのまま放置しておくと、歯が計画通りに動かなくなります。
またゴム掛けのボタンが外れたままだとゴムが掛けられません。
ついていれば計画通りに動いていたのに、、、これはロスタイムに繋がりますよね。
もし外れたことに気付いたら当院へご連絡、または定期チェックの際にドクターまたはスタッフに外れたとご報告をお願いします。
次のマウスピースが入らない
新しいマウスピースに交換しようとしたら、今まではしっかり入っていたのに、全然入らない!!
もしかすると、精度が落ちた不良品が混ざっているのかもしれません。
試しに不良品マウスピースの次の番号のマウスピースを入れてみてください。
それがしっかり入っていれば不良品マウスピースは飛ばして頂いてかまいません。
ただひとつ、
装着時間が20時間より短かったり、交換の日数が少なかった場合に生じるフィッティングの悪さと、不良品マウスピースを間違えないようにしてくださいね。
マウスピースが唇に引っ掛かって痛い
特に引っかかりやすいのが、ゴムを掛ける為に切り込みが入った部分です。
まず、ゴムを掛けたら
毎回指で切り込みのところをギュッと歯の面にフィットさせるように押してください。
また、唇などの粘膜がが傷ついた場合、スタートする時にお渡ししているワックスをゴムを掛けた後にマウスピースの上からペタっと貼り付けてください。
★ワックスを付けたい所をティッシュで軽く唾液を取ってから貼り付けると、くっつきやすいです★
これ以外にも何か気になることがありましたらお気軽にお知らせください♪