セレック(CEREC)によるワンデー・トリートメント

セレック

1Dayトリートメント(1visitトリートメント)とは

従来だと歯を削ったあと型取りして技工所に送り、1〜2週間後にできた技工物をセットするというパターンですが、セレックによる「1Dayトリートメント」は、口腔内専用のスキャナーでスキャン(型取り)して、その場でミリングする器械でセラミックを加工し、即日(1回の来院)でセットして治療を完了してしまうという治療です。
たくさんのメリットがありますが、まずは従来の技工方法と材料の検証から。

 

セレックによる1Dayトリートメントと従来の方法の流れの違い

セレック1day治療の流れ  

保険でつかえる素材

保険の治療 ⇒ 金属とプラスティック

保険外の治療 ⇒ セラミック

保険適用の材料を使った場合の使用年数はおよそ数年です。
むし歯の再発(二次カリエス)によって作り直しになることが多いです。
そのため、何度も歯科医院に通い、大きい修復物に変えていくことになります。


歯の修復材料別使用年数

歯の修復材料別使用年数

 

歯を失わないために

虫歯が発生し、最初に治療してからの歯の寿命は平均して約18年という研究結果が報告されています。
歯は繰り返し治療を受け、少しずつ歯がなくなります。
そこで重要になってくるのが、適切な材料を選び、修復物の精度を上げることで、繰り返しの治療(二次カリエス)を防ぎ、歯を長く持たせることです。
セレック治療は、コンピューター技術により精密な修復物を作製することが期待できます。
実際に適切な接着法で修復物を装着すると、20年間で90%以上の残存率になったという報告もあります。

 

金属の詰め物の問題点

金属は耐久性に優れた材料ですが、お口の中は咬む力がかかり、アイスクリームからお茶まで温度変化が大きい環境です。
熱膨張や咬合力のために金属修復物と歯の間に隙間ができ、むし歯の再発(二次カリエス)リスクが高まるのです。

金属の下のむし歯

金属の下のむし歯

金属のすき間の虫歯

金属のすき間のむし歯



また金属イオンが唾液と反応して溶け出すと、金属アレルギーの原因になるとも言われています。
その他、見た目が悪い、歯を削る量が増えるなど欠点だらけですが、その上最近では金属の値段が高騰し、コストもかかってエコではないという点でも排除が望まれている材料です。

お口の中の金属は外していく
新しく金属は入れない


近年の歯科医療では、金属を使用しない「メタルフリー治療」を目指しています。

 

プラスチックの詰め物の問題点

プラスチックの詰め物は、むし歯を除去し穴を埋めた後、光を当てることでプラスチックが化学反応して固まります。
その際、硬化反応と同時にプラスティックは収縮します。そのため、歯とプラスチックの間に隙間ができたり、歯に亀裂が入ったり、引っ張られることで不快症状が発生することがあります。金属同様にむし歯の再発(二次カリエス)リスクが高くなります。

レジン収縮説明図  

プラスティックは臭います

プラスティックは吸水性があるため細菌繁殖の温床になり、着色のもとになり、特有の臭いが発生します。

お口の臭い

 

セラミックは臭わない

細菌(プラーク)が付着しにくい順番 ⇒ セラミック>天然歯>金属>プラスティック

セラミックは細菌(プラーク)が付着しにくため、着色がなく臭いも発生しません。
生体との親和性が高く金属アレルギーの心配もありませんので、お口の中に入れても、安心してお使いいただけます。天然歯に近い審美的な素材です。

セラミックの歯  

セラミックは収縮しない

プラスティックと違い収縮が無く、不快症状も出ません。
先進のコンピューターシステムを使用して修復物を作製するためこれまでの手作業に比べ適合が良く常に均一に品質が保たれますから、二次カリエスが起こりにくく、予防歯科治療になります。

レジンをセラミックに図  

同じセラミック治療でもさらに高いメリットを持つセレック

☆型取り不要(口腔内スキャナー使用)
☆「1Day治療」が可能
☆エコ意識が高まる

 

長持ち度が最も高いセレック

長持ち度 ⇒ セレック>セラミック>金属>プラスティック

従来法のセラミックインレーの15年後の残存率は約68%です。金属やプラスティックの結果よりはだいぶ良いですが、約3分の1のセラミックインレーに、破折、脱離etcのトラブルが発生しているという結果が出ました。
一方、セレックによりつくられたセラミックインレーの9年後の残存率は91%、18年後は約84%というデータがあります。

セレック残存率  

1Day治療のメリット

☆来院回数の減少 ⇒ 感染症流行に対しても安心が高まる
☆麻酔が1回で済む
☆仮詰めの必要がない ⇒ 細菌汚染が無い ⇒ 接着力の確保による二次カリエスの減少

仮詰めの問題点

通常の治療では、歯を削った後に型取りし、その日は窩洞を仮詰めしてご帰宅となります。
仮詰めの不自由な期間が必要になりますし、細菌は12時間から52時間で象牙質の細い管の中に侵入します。次に来院した際に仮詰めを外すと、内側には多くのプラークや汚れが付着していることになります。
つまり、前回削ったばかりの象牙質は、すでに表面がプラークによって汚染されているということです。

セラミックの修復物は、強力な接着剤でセットされますが、表面の汚れがあると接着力は大幅に落ちます

歯の表面には無数の微細な穴があいています(象牙細管)。その穴に接着剤が流れ込むことでしっかり固定します。

象牙細管

歯の表面の穴(象牙細管)

 

1日で治療するのが結果が最も良くなる理由

削ったばかりの象牙質はきれいに穴があいていますが、仮詰めの期間を経ることで穴が細菌によって汚染され、穴が塞がれてしまうのです。

削った直後に接着するのが一番接着力を発揮し、セラミックのその後の「もち」に大きく影響することになります。
それが、セレックによる1day治療と普通のセラミックの治療との結果の差につながるのです。

 

セレックの治療に適した人

☆銀歯を自然な白い歯に変えたい方
☆虫歯の再発を防ぐ治療を希望される方
☆精度の高い治療をお望みの方
☆最新技術に興味をお持ちの方
☆治療を短期間で完了したい方
☆来院回数をできるだけ少なくしたい方
☆むし歯や歯周病のリスクが気になる方
☆口臭が気になる方
☆金属アレルギーが気になる方

 

AプランBプラン

ここまでご説明したように、なぜセレックによる治療が望ましいのかは、治療の結果が良いからです。つまり長持ちにつながること。
一般的に言うと、保険による治療がコストが安いと言われていますが、実はそれが多くの人が間違ってしまいがちな点なのです。
一時的にコストがかからないとしても、長い目で見て長持ちすることで、セレックの治療のほうがローコストになる可能性が高いからです。

結論は、あなたが何を求めているかによって違います。あなたが現在の支出を抑えたいと考えているのであれば、保険による治療で十分だと思います。
しかし、長持ちすることや長期的に費用が安いこと、むし歯が再発する可能性を低くしたいということを重視するのであれば、セレックはすばらしい選択肢です。

この選択は、ここまで説明してきたような理由で、従来の治療法より予防治療としての性格を持ち、あなたのご希望を叶えられる可能性を高めます。

日本では、むし歯になるたびに、なおすためにお金をつかう。(Aプラン)
海外では、二度とむし歯にならないためにお金をつかう。(Bプラン)

そろそろAプランからBプランに変えませんか?

 

セレックの会社

セレックの会社デンツプライシロナは、専門的な歯科製品および技術の世界最大メーカーで、従業員は約16,000人、世界中の40ヶ国を超える国々で事業を行い、120ヶ国以上で販売しています。

世界中で使用されているセレックは、Werner Mörmann教授とMarco Brandestini博士によって開発され、1985年に世界初の歯科用CAD/CAMとして臨床応用され35周年を迎えました。

1day治療セレック会社  

セレックの料金

当院のセレック治療は5年間の保証付きです。詳細はこちら ⇒ 保証規定

 
治療料金(税込み)
セラミック・インレー(小さいセラミック) 44000円
セラミック・アンレー(少し大きいセラミック) 55000円
セラミック・クラウン(かぶせる奥歯のセラミック) 66000円
セラミック・クラウン(かぶせる前歯のセラミック) 77000円
ラミネートベニア 88000円
ジルコニア(奥歯審美型) 110000円
ジルコニア(前歯審美型) 121000円
 

接着材料と手法に対するこだわり

精密に作られるセレックですが、その精密さを活かすために最も大切な技術は、歯と接着する技術です。
接着が正確に行われる事で、後々の「もち」に大きな違いが生まれます。

選んでいるのは、確実な接着ができる歯のために最も適した接着材料です。
さらに、推奨される手順をきちんと守り、丁寧に接着を行います。

その手順は正確に行うと10ステップほどになり、複雑で手間を要しますが、一切手を抜かず、すべてを丁寧に行っています。



見えない部分へのこだわり

実はこれらのこだわりは、患者さんには全くわからない部分です。
しかし、わたしは見えない部分にこだわります。

審美歯科接着

 

1Day治療のための準備

無料相談(オンライン相談など)

無料相談に来院。または、オンラインで相談します。

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初診・検査・X-Ray (初来院)

お口の中全体の検査をします。

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治療方針決定 (初期治療開始:根の治療や歯石取り)

セレック治療前に必要な処置を行います。

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(矯正治療・ホワイトニング)

(セレックの前に矯正治療・ホワイトニングをするケースはこのタイミングで。)

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セレック治療(1day治療)

感染予防や接着力を考慮し、1日で完了が望ましいステップです。

(矯正治療・ホワイトニング)

(セレックの後に矯正治療・ホワイトニングをするケース。)

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歯周病のメンテナンス・むし歯の予防処置の提案

定期的なクリーニング(GBT)や3DSなど、歯周病やむし歯予防の提案をします。