保証規定

海老沢歯科医院では、治療が終了した後も安心して快適な生活を送っていただくために、保険外の修復物に対して保証制度を設けています。
保証期間中における通常使用で、破損や脱落などが生じた場合、治療後規定の期間(3年間)、無料にて修理・再装着・再製作させていただきます。
また、それ以降も一定の比率で保証いたします。

高額な治療をしたのにも関わらずあまり長持ちせず再度治療費がかかるようなことがあるのではないかと不安な方もいらっしゃると思います。
当院では保証制度の充実とともに、治療後のしっかりしたメンテナンスプログラムを行うことにより、口腔内の健康維持を第一と考えています。
安心して一番適した治療を受けていただくためのものです。

保証規約

治療内容は当院が責任をもって診療いたします。したがって保証期間中における通常使用で破損や脱落、不具合などが生じた場合、当院において無料にて修理、再装着や再作製をさせていただきます。
ただし、下記の場合には保証期間中であっても、一部または全部が有料となりますので、ご注意ください。

1.患者さまの不注意や不慮の事故など明らかに当院の責任でない場合
2.無理な使用や当院の指示に従わない状態での使用が原因である場合
3.診療時に全く予期し得ない口腔状態の変化による場合
4.必要な定期検診を受診されなかった場合
5.治療当初より、治療事情により話し合いで免責されている場合

保証内容

3年間 100%保証
4-5年 80%保証

 

 

コラム「どのくらいもちますか?」

よく患者さんに質問される

「どのくらいもちますか?」

ということについて少しお話ししたいと思います。

この質問には、正直言うと、大変困ってしまいます。

なぜかというと、個々のケースで確信が持てることはまず無いからです。
将来起こることで、100%大丈夫などと断言することは、神様以外できないことだと思います。

ですから、本心を言えば
「きっと一生大丈夫だろう」とか
「おそらく10年はもつかなあ?」とか
判断もあいまいです。

でも、「おそらく大丈夫」だからお引き受けするわけですし、「一番良いと思われる」から選択するのです。
もし、「ちょっと心配だなあ」という場合は、十分説明したうえで、基本的にお断りしています。
それでもと言われた場合は、客観的な確率を説明して行うことはありますが、それはかなり患者さんと話し合いをして、お互いに十分に納得したときだけです。

「おそらく大丈夫」という判断は、まず経験による臨床的な直感があります。
でも、私の臨床経験は25年ほどですから、「30年もちます」なんて判断はできないわけです。
それに私があと10年歯科医師を続けたとしても、10年もたてば使っている材料や方法も大きく変わりますし、おそらく断言するのは難しいでしょう。

それでも言えることがあるなら、それは科学的根拠についてだけです。すなわち、過去の研究データによって論文として出されているものです。

臨床的な感覚による判断に加えて、論文のデータを参考にして「どうしたら一番結果が良いか」ということを判断しています。
そういった意味で、科学的根拠は、重要な判断を下すうえでそのよりどころになるとても重要なものなのです。

ところが日本ではこの「科学的根拠」を軽視する歯科医師が非常に多くいます。
理由もなく否定したり、論文を読んでいないから知らなかったりします。
医師で科学的根拠を否定する人はまれですが、なぜか歯科医師にはたくさんいますからほんとうに不思議です。

さて、論文というのは、こういう場合は何%の確率で何年もったとか、
この場合はこうした方が何%の確率で結果が良かったとか、そういったデータになります。

だから「何%の確率で、何年もったというデータがあります」みたいな説明が一番正直なのです。
ちょっと自信が無さそうに聞こえたり、冷たく感じたりするかもしれませんが、勉強していて正直な歯科医師なら、どうしてもそういう説明になってしまうはずです。

しかし、高額な金額を出して治療する保険外の治療の場合は、患者さんも当然心配になりますね。
すぐだめになったりしたらかなりショックです。

患者さんの心配に対してどう対応してるかと言いますと、現実的には
「保証期間を設ける」
という方法しかないでしょう。当院でもそうしています。
当院では、保険外のものに対しては、3年間100%保証。5年でも80%の保証をします。それ以上の期間になっても、理由次第で保証することも多いです。

なんでもない歯でも、突然破損することはあります。
まして人工の歯なら100%大丈夫なわけじゃないのは当たり前です。

私たちは、患者さんの歯が一生もちますようにと祈りながらいつも治療しています。しかし、残念ながら破損することもあります。
壊れてしまったら、もちろん患者さんも私もがっかりですが、そうした際に、患者さんが最低限の納得ができること。それが重要だと思っています。