一度悪い印象を与えてしまうと、それを変えることは簡単ではありません。
第一印象で相手が感じたイメージは、ずっと残ってしまいます。
これを、心理学の用語で「初頭効果」と言いますが、初対面でいつも良い印象を心がけるのも大変ですし、うまくいかないことだってありますよね。
しかし、望みがないこともありません。
親近効果と初頭効果
最初の印象と後の印象が違う場合、後の印象のほうが重視される傾向がある
「親近効果」と言いますが、心理学では、こういう現象があることもわかっています。
たとえ第一印象が悪くても、後から良い印象を与えていけば、印象を良くすることが可能だということです。
初頭効果と親近効果は矛盾しているようです。
いったい、最初の印象と後の印象、どっちが大事なんだ?
実は、親近効果の実験は、最初に内向的な性格だと感じさせる文章を読んだあとに、外交的な性格だと感じさせる文章を読んで、その人の印象を聞くという方法で行われました。
つまり、第一印象と全く異なる印象を与えた場合は、印象が上書きされるということです。
大きな変化が感じられない場合は、やはり第一印象が優先されると解釈することができるでしょう。
印象を上書きする方法
ある人が感じている自分の印象を変えるのは容易ではない。
しかし、すごく違った印象を与えられれば、変わるということ。
見た目が大きく変ったら、後の印象がインパクトを持つんじゃないか。
ちょっと強引ですが、これが、わたしがインビザラインで矯正することをオススメする理由の一つになっています。
第一印象で、恋愛対象にならなかった場合も、ある時、変化にハッと気づくことになるんじゃないかなあ。
取り外せて、気づかれずに完了する方法で矯正を行う、大きな理由なのです。
気になる人がいる方は、考えてみてくださいね。