海老沢歯科医

そろそろコロナ感染症も出口?マスクは外せるのか

昨日、テニスの全米オープン女子の決勝が10代同士の若い対決により行われ、エマ・ラドゥカヌ(英)が優勝しました。
18歳で世界ランキング150位、予選から勝ち上がりでの優勝というのは衝撃的でした。

エマ・ラドゥカヌ

上下の写真をよく見てください。
席はほぼ満席。探さないと見つからないほど、ほとんどの方がマスクをしていませんね。
移動時はマスクの着用が義務付けられていたようですが、観戦時はマスク着用の義務がなかったようです。

全米OP女子決勝

実は、2ヶ月前の全英オープンテニス(ウィンブルドン)でも、観客のほとんどはマスクをしていませんでした。
ウィンブルドン最終日、男子決勝の日は、その晩にサッカーの欧州選手権もあり、6万人がマスク無しで観戦しました。
これは、イギリス政府の大規模な実験の意味合いもあって、ワクチン接種証明書やウイルスの陰性証明書を持っている人のみを対象に、制限を設けず観戦させたようです。
結果は、基本的に席に座って静かに感染したテニスのウィンブルドンはほぼ感染拡大なし。大騒ぎして肩を組んで歌ったりしたサッカーの欧州選手権では、一定割合のクラスターが発生しました。
つまり、「静かにスポーツ観戦するのは安全。騒ぐと危険。」ということですね。もちろんワクチン接種は前提です。

日本もとうとうワクチン接種率がアメリカ以上に達したとのこと。
元々、重症化率も死亡率も欧米と比べれば、全然低い割合だった日本です。
海外の様子を見るたびに、どうでしょうか、そろそろ日常的な生活に戻るべき頃合いに近づいて来たのでは?と感じます。
ワクチンを接種予定で予約が取れてない方には、まだちょっと早いお話で申し訳ないのですが、このペースだと長くてもあと2-3か月の話でしょう、希望者が全員接種を完了したら「移動中を除いてマスクはそろそろよろしかろう」という話になってくるのかもしれません。

さて、当院も医療機関ですので、5月にスタッフ全員のワクチン接種を終えています。
平時より当然ずっとマスク着用ですし、感染対策にも常時気を配ってきました。それは最近でも何も変わっておりません。
国内の歯科医院ではクラスター発生の事例は一切なく、かなり安全な場所のはずです。
しかし、コロナになって以降は、ユニットに座ってわたしと向き合ってもマスク着用のままの方がけっこういらっしゃいます。
歯科医院ですから口の中を診るのが仕事なので「マスクを取ってくだい」とお願いします。ちょっと異様な感じですよね。そういうのもそろそろ終わりになると良いなと感じます。

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